鰹縞其の弐拾壱

魚のかつおの模様に似ていることから名づけられた「鰹縞」。

濃紺から薄紺(染物では“甕覗き”と呼ばれる。)までのグラデーションは、
そのシンプルな原則ゆえに、アレンジの余地がかなりありそうなのです。

鰹縞 鰹縞三色 鰹縞四色

本来は縦に走る鮮やかなストライプですが、これを縦横に走らせて格子柄にして遊んでみましょう。

砂色で。

砂のような文字通りの地色。
夏の緑を思わせる帯と、縁を固める涼やかな蒼。
まるでオアシスを気球から眺めているようなチェックです。⇒鰹縞其の弐拾弐